平和の木が育つこの島で

理事長挨拶

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一人一人の笑顔のために
 ひまわり福祉会は、瀬戸内海に浮かぶ小豆島に住んでいる障害者のための社会福祉法人です。1987年(昭和62年)に、一人の元小学校教諭が養護学校を卒業しても就職先が見つからない我が子のことを心配していた保護者の方々と力を合わせ、地域住民や行政等の協力を得て共同作業所である「ひまわりの家」を設立したのが始まりです。

 その後、平成12年に、障害のある我が子が地域の中で自立した生活が送ることができるようにしたいという保護者の強い思いが地域住民や行政を動かし、法人許可を取得しました。そして、平成13年2月に、現在地で旧小豆島老人ホームの建物を譲り受けて、知的障害者通所授産施設「ひまわりの家」として再出発しました。

 現在では、障害福祉サービス事業所である「ひまわりの家」、障害児通所支援事業所である「すくすく教室」、共同生活援助事業所である「グループホームソレイユ」、相談支援事業所「きらら」の4事業所、13事業を展開する社会福祉法人に成長しています。基本理念として、「私たちは、小豆島で暮らす障害者・児が住み慣れた地域で安心して生活が続けられるよう、障害福祉サービスの向上に努め、障害者福祉の担い手として地域社会に貢献していきます。」を掲げて、日々全職員が障害者のために精一杯取り組んでいます。

 私は、「ひまわりの家」の創設にかかわった方々の想いを受けて、令和3年4月にひまわり福祉会にお世話になりました。令和5年6月26日の理事会において、10年間理事長をされていた岡裕理事長が年齢等の関係もあり、退任の意思表示をされたため、理事の互選によって新理事長に就任しました。

 たった2年の経験ながら、「一人一人の笑顔のために」という信条を掲げて、小豆島に住んでいる障害のある人が自然豊かな島で心豊かに暮らせるように、また、そのためにひまわり福祉会が継続的に発展できるように全力で取り組んでいく所存です。

今後とも皆様方のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和5年7月吉日    理事長  橋本 明彦 

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